左官仕事は難しい


建築にかかわる職人さんは数々あれど素人の私が、とても太刀打ち出来ないと思うのが左官さんです。

増築後約20年の我家のトイレの壁紙。奥さんと二人で増築時に貼ったのですが下地処理をしなかったのが失敗で釘の錆びやノリが表面に浮き出してきて、とても汚くなってきました。

で、素人にも簡単に塗れるという珪藻土 をホームセンターで購入 してきて土壁に挑戦して見ました。珪藻土は珪藻と呼ばれるプランクトンが海底や湖底に堆積して化石化した土の一種で、七輪や耐火れんがの原料として利用されているものだそうで、壁材としては脱臭、調湿性に優れているそうです。

私の経験ですが、親戚が小さな工務店を経営していて、以前は人手が足りない時などよく呼び出されていろいろな手伝い、基礎工事から始まって大工さんの手伝い、左官さんの手伝い、サインディングのコーキング等をした経験があります。

すべての職人さんは、それなりに素晴らしい技を持っていて、もう私などはただただ尊敬してしまうのですが、その中で、何度やっても手も足も出なかったのが左官仕事でした。モルタル壁の下地塗ぐらいなら何とか出来たのですが、仕上げとなるともう目も当てられません。

コテの微妙な使い方、力の入れ方、モルタルの水分の引きの見極め等、もう私が見ると神業です。

そんな左官仕事なのですが、珪藻土ならデコボコ・ガタガタの仕上げでも味として許せそうです。

奥さんと二人でまずは壁紙はがし、ビニール壁紙なら剥がさずに直接上から塗れるそうなのですが、これは本当の紙ですので、剥がさなくてはなりません。これが大変な作業でくたくたになってしまい適当なところで妥協してしまいました。今から考えたら、剥がさずに上からコンパネなり石膏ボードを貼り付けて下地にした方が良かったと反省しましたが、後の祭り。

で、適当に剥がした下地の上からまずは食器洗いのスポンジでこれまた二人で適当に珪藻土を下塗り。

その後コテで適当に上塗りしていきますが、最初の方が濃く溶きすぎていたようで厚塗りになり最後の方50センチ四方ぐらいは材料が足りなくなってしまいましたが、こぼした材料などをかき集めてなんとか完了。


仕上り?
とっても味わい深い壁になってしまいました。
何といえば良いのでしょう。朽ち果てた土壁のおもむき、マサイ族の住居の壁、はてさて・・・

やはり、とっても味わい深いわびさびに溢れたトイレに変身したと思い込むことにしよう。


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Posted: 2005年04月25日 (月) at 12:20